
おとうふだいすき
@otofu
2026年2月17日

め生える
高瀬隼子
読み終わった
感染するように、急に人々の髪が抜けた。
「バカ」や「アホ」と違って、「ハゲ」「薄毛」は、「指摘してもいい」正当性を帯びる悪口。
そうだった世界が変わった。
薄毛に困って育毛剤やら何やら、色々試した側。それを指摘した(気にしなくていいよ〜)側。
指摘した側が、今度はウィッグやら育毛剤やらに投資し始める。皮肉…。
個人的には、最後が印象的だった。
薄毛やハゲが体質によるものだと分かっていて、それでも創意工夫しようとしてきた側が「皆の髪が抜けてしまう、もうどうにもならない世界の中で、
髪らしいものに縋るニセモノの土台の上で、創意工夫していてほしい」…みたいな痛烈なひとこと。