益田 "生きるかなしみ" 2025年3月29日

益田
益田
@msd
2025年3月29日
生きるかなしみ
高史明「失われた私の朝鮮を求めて」の親子の分断と生き地獄が凄く強烈だった。支配者側の視点からしか歴史を知らなかった身としては、植民地側の分断や地獄をこの本で目の当たりにし、考えさせられた。また、一方で杉山龍丸の「ふたつの悲しみ」も子ども(大人ももちろんだが)が生身で凄惨な現実を受け止め、それを理解して生を歩んでいくのが残酷だなと思った。この両者の視点を大切にしたい。 このふたつが強烈だったが、他の話も自分の人生において無力さを実感させられる話が多く(特に佐藤愛子の話)かなしみを理解して歩んでいきたい。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved