
めあ
@ameamea
2026年7月22日
口福のレシピ
原田ひ香
読み終わった
現代の料理研究家の女性、昭和初期の女中奉公の女性、
別の時代を生きるふたりが「家庭料理」を軸に交差する。
登場してくる家庭料理が頭のなかで浮かんで、
とにかくお腹が空いてくる読書時間になった。
そして、昭和パートのしずえさんの物語が素晴らしかった。
後世に名が残らなくても、その時代を生きた一人ひとりに
真摯に紡いだ暮らしがたしかにそこにあった。
しずえさんの最後の食事シーンがとても印象的。
そのささやかで眩しい幸福感を想像して、胸がぎゅっとしめつけられた。
