ジクロロ "力 美的人間学の根本概念" 2026年7月22日

ジクロロ
ジクロロ
@jirowcrew
2026年7月22日
力 美的人間学の根本概念
力 美的人間学の根本概念
クリストフ・メンケ,
中村徳仁,
吉田敬介,
杉山卓史
芸術家は、何かを行いそれゆえに何かができる者であるというそのために、中心的な存在となる。芸術家から学ぶとは、芸術家さながらに活動するようになることであるしただしそのことは、別の問いに答えるために、すなわち賢者の問い、哲学的な問いに答えるために、芸術家から学び取られる「力」を利用することによって、もっぱら「もっと賢く」なされるのだという。この問いとは、善き生への問いのことである。 (第6章 倫理学) 「力」は放っておくと「能力」に堕する。そして能力は手段として機能する、奉仕する。利用されるための力、それを能力というのかもしれない。 「力」そのものの純度を保つこと、そして無条件にはたらかせること。 能力がストックとすれば、それは反復によりすり減っていく。力はフロー(チクセントミハイ)、一度きりのダンス。 「問い」を立てるのは哲学者であり、その問いを打ち破るのに芸術家の力を利用するという。哲学者に触れられた力は「能力」と化する。 「善き生」とは、本当の芸術家の作品ではなく創作活動でしか教えられないということか。 「何かができる者」、自分はその表現にふさわしいのは芸術家というよりも「子ども」ではないかと思われる。 「子ども」とは、大きくなった人間が発明した「善き生」ではないか、という問いが出てくる。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved