
Anna福
@reads--250309
2026年7月23日
ダンシング・ガールズ
マーガレット・アトウッド,
岸本佐知子
読み終わった
初期の短編集。後年の作品につながるテーマや作風がすでにうかがえる。
岸本佐知子訳もあって読みやすい。
異文化や男女、個人と個人の「わかり合えなさ」が一貫して描かれているのが印象的。
「火星から来た男」の不気味なつきまとい、しかし、忘れがたい余韻、「キッチンドア」に漂う後のディストピア作品を思わせる不穏さ、「ケツァール」の妊娠と流産をめぐる男女のすれ違いには、ラヒリ『停電の夜に』を連想した。
最後に「ダンシング・ガールズ」を持ってきてあるのが、なんだかとても良い。







