
はな
@bianca
2026年7月22日
ヒルビリー・エレジー
J・D・ヴァンス,
山田文,
関根光宏
読み終わった
途中で挫折した積読本の一冊。ラストベルトの白人労働者階級から海兵隊を経てアイビーリーグを卒業。貧困層からエリートに変身。良き伴侶と家庭を築いた男性の、上から目線のサクセスストーリー、もしくは願えば叶うみたいな啓発系かな、なんて卑屈な気持ちで読み始めた。
まぁ、正直言ってそれも否めないけれど、機能不全家庭で育った私には、幼少期から思春期にかけて心身ともに頼れる、甘えることのできる親族の大切さが身に染みた。あたたかい家庭で育つことは本当に大事なのだ。
そして、生きていくのに大事な人的資本。例えば転職するとき。履歴書を書いて書類選考から挑戦するよりも、人との繋がりで転職するほうが採用される確率も高いし、待遇面でも優遇される可能性が高い。これは、実生活でも感じる。
それから、地域の人の同調圧力の煩わしさ。勉強を頑張ると勉強なんかしてどうするんだ、みたいに言って、向上心をもつ人の足を引っ張る感じ。日本でも地方だとあるあるかも。その地域で一般とされている習慣とは違えことをする人を揶揄したり悪口を言ったり。変化を嫌うのとは違う何かがある。そして、その地域は衰退していく。本書に登場するラストベルトのように。
その殻を破って副大統領にまでなったヴァンス。彼が、今後、政治家としてどのような政策を生み出していくのか気になる。ラストベルトに住む人たちのマインドを変えることができないと、どんなに素晴らしい政策も絵に描いた餅に過ぎなくなってしまうから余計に気になる。
最後に。アメリカの格差の激しさ、コネ社会、アメリカ(エリート)社会の競争の激しさも随所に描かれてました。
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機能不全家族で育つと、人的資本を形成するのがとても難しい。私のように、両親は絶対に信用してはいけない人、本音を話してはいけない人、大事なものは絶対に見つからないようには隠さなければ、と心に誓って育つのだから、他人なんて信用できない。。。はずなのに、ちょっとチヤホヤされとりすると、すぐに信じて騙される。
私は、両親と話した記憶がほとんどない。笑い合った記憶もない。母親には、私のことを世間に恥ずかしい存在であると言われ続け、彼女の機嫌次第で怒鳴れた。しかも一晩中。父親は、母に意見することができず。。。私にもっと上手くやれと。。。つまり、母のご機嫌取りになれと。。。祖母(母の母)にも、お母さんの言うことを聞かない悪い子と言われました。幼少期に人間関係を学べなかったのて、今でも人間関係が苦手で、誰も信じることができず、いつも一人です。
