
octo
@mothmanoir
2026年7月23日
聖と俗 〈新装版〉
ミルチャ・エリアーデ,
M.エリアーデ,
Mircea Eliade,
風間敏夫
読み終わった
俗なる人と化した現代人も「宗教的」であることからは決して逃れられない。古今東西の民俗学的知識を引用しながら、文化の根底にある「聖なるもの」へ迫る一冊。等質ではない非連続な空間、直線的ではなく永遠回帰する時間、世界に向かって〈開かれて〉いて、宇宙によって規定されている生活、宇宙開闢を繰り返し経験し直すための祝祭、死を通過し再生するための通過儀礼などなど……現在の我々からは一見縁遠いが、根本的なところで未だ人類を規定している様々な事象が分析されている。
「象徴の助けを借りて人間はその個人的状況を去り、普遍妥当的、宇宙的なものへと〈解放〉される。」


