おとうふだいすき "盲目的な恋と友情" 2026年7月23日

盲目的な恋と友情
登場人物たちの「盲目的」な部分が印象的だった🤦‍♀️ ひとつは、恋愛を前にすると自分が見えなくなり、何もかも捨ててしまうような愚かさ。蘭花は茂実に妄信的な恋をし、彼と描く物語に溺れていった。 新しい家庭を築こうとしている今もなお、その物語から抜け出せずにいる姿が痛々しかった。 もうひとつは、「相手を通して自分の価値を確認する」という自意識の愚かさ。 留利絵は蘭花のことを思っているようで、その実、自分の価値を蘭花との関係性の中で確かめ続けている。 相手を見ているようで見えておらず、自意識だけがどんどん膨らんでいく。その盲目的な姿が愚かで、同時にどこか可哀想でもあった。 個人的には、女子同士の「あの子の一番の友達は私」「一番仲がいいのは私」といった、関係性に価値を見出して線引きをする感覚も生々しく描かれてたな〜と印象に残った。 学校という閉鎖的な空間だからこそ生まれるあの空気を思い出して、ぞわっとした🥶 (その空気に囚われて、身を滅ぼしたのが留利絵だけだったんだろうな。美波らをそういう目線で眼差し続けてたところにも、愚かで可哀想な感じがある。)
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