
Satomi
@satomiww
2023年3月8日
綺譚集
津原泰水
買った
読み終わった
短編集ってほとんど読まないけれど、この本はあまりにも稀有で、素晴らしかった。
本当に同じ筆者が書いたのか? と疑念が度々浮かぶほど、15作のすべてがまったく別の不気味さと、恐怖と、官能を読み手に体感させてくる。
大きく分類してしまえば、ホラーやサイエンス・フィクションになるのだろうけれど、それだけでは到底説明できない幻想的な描写は正しく「綺譚」の二文字でしか表現できない。
個人的に気に入っているのは、「天使解体」「夜のジャミラ」「赤假面傳」「玄い森の底から」「約束」「古傷と太陽」かな。
