なべしらたき "Iの悲劇" 2026年7月24日

Iの悲劇
Iの悲劇
米澤穂信
主人公は堅物で出世しか望んでいないような人かと思えば市民のために労力を割くことを厭わないような己の仕事に対し誇りを持っているいい役人で人間味がありとても楽しく読めた。結末は伸ばした手が空を切って何も掴めず妙な焦燥感と無力感に苛まれるような感じだった。作者の端正な文章、読ませるような筆力に驚かされる。とても楽しい。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved