
翠
@mdr_33
2026年7月24日
高慢と偏見
ジェイン・オースティン,
大島一彦
読み終わった
もうまじで、めちゃくちゃ面白かった。何が面白かったのかはうまく言語化できないけど、とにかく面白い。
キャラクターが面白いからかな。
本当に面白くて、私はこれを23時から読み始め、朝の6時まで読んでいた。その間飽きることがなかった。
オースティン凄すぎる。
似てる面白さでで言うと、三島由紀夫の「夏子の冒険」の女たちみたいな感じかなあ。
とにかく、今の日本の小説からは得ることのできない面白さだった
いつもと違ったものを楽しみたいなという時に読んでほしい。
別に恋愛小説ではないのだけど、少女漫画の原型とも言えるような要素がたくさんあった。この感じ知ってる!この流れ、見たことあるぞ!って何度もなった。第一印象が最悪だった相手を結局好きになっちゃったり。
エリザベスが幸せになってよかったな。終盤はずっとにやけていた。
コリンズは結局なんだか憎めないやつ。腹立つけど。
リディアの馬鹿さ加減にはほんと、、!言葉が出ないけど、いい舞台装置としての役割を果たしていた。結局、彼女のめちゃくちゃな行動のおかげで、主人公は結ばれたのだから。
ベネット夫人は当時の結婚観の象徴として描かれていて、それを強調する意味もあってあんなキャラクターなんだろうけど、その大袈裟で失礼な態度には呆れるどころでは済まない。頼むから大人しくしていて。と何度も思う。
エリザベスはものすごく思い切りのいい人だ。全てが思い切っている。当時の女性からしたらあり得ない女性なのだろう。偉い人に対しても自分の意見を押し通すところはすごくかっこよかった。
エリザベスだけじゃなく、登場人物による皮肉やユーモアの思い切りの良さには時々笑ってしまった。
かなりトゲトゲしていて、それこそ高慢で、今ならアウトなのでは?と思う。
オースティンの結婚観もかなりあらわれていて、面白かった。生存戦略としての結婚が当たり前の時代で、経済的、社会的なことも考えつつ、愛情と尊敬のもとに成り立つ結婚というのを大切にしている考え。
だからシャーロットの生存戦略としての結婚やリディアの浅はかな駆け落ち結婚が、好まない結婚観として描かれているのだろうなと思う。
他の作品も読みたい。
ミス・ダーシーがすごく好き、ガードナー夫人も好き。きっとエリザベスが彼女たちのことを好きだから!
めちゃくちゃ面白かった!!!
これはなるほど名作だ
