Cartelet "ハサミ男" 1900年1月1日

ハサミ男
ハサミ男
殊能将之
自分にとって初めて500頁もある長編ミステリだったけど、読み切れて満足! こんな長い小説読めるんだ。と、少し自信をつけてくれた作品でした 叙述トリックの答えがそのままどんでん返しになっているのですが、何を誤認させたいのかが樽宮由紀子が殺害されるまでにわかってしまったので、終盤のどんでん返しはどんでん返されず残念でした・・・ なので初見にも関わらず、答え合わせしながら読んでる感じになり、終盤の日高光一の発言部分でも「まぁそうだよな」という感想しかでなかった。 帯等で言われている"古典"という言葉程の作品ではないというのが個人的評価。 気づいてしまった要素はいくつかあるが、決定的だなと思ったのは59頁の岡島部長の発言「恋人とデートかな」 物語序盤から伏せられている語り手の性別と名前、彼氏彼女と言わず恋人という表現で気付いた。 わかりやすすぎる叙述トリックでどんでん返し部分は残念だったけど、ストーリーのミステリは楽しめた。 安永知夏パートと警察パートどっちが好きかと言われたら、警察パートの方が好きかも。 個性的な警察の掛け合いが面白かった。 特に終盤、日高光一がアパートに来てからは読む手が止まらなかった。 寝ないといけないのに読みたい!どうしよう!と🥹 漫画でも寝るのを惜しんでまで読みたいと思ったことはなかったから、なんだかんだ言ったけど自分はハサミ男が好きなんだと思う。
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