食いしん坊ちぇりぃ "ババヤガの夜" 2026年7月25日

ババヤガの夜
随分前にダガー賞受賞のニュースでこの作品の存在自体は知ったのだけど、喧嘩の強い女がヤクザの娘の護衛をするという設定にあまり興味を持てずに…というか暴力描写が苦手なので忌避感から読み損なったままでいた。 でもたまたま読んだめちゃくちゃ面白いエッセイと同じ作者だと知って、なら好きな文章かもしれないと文庫本を買ったら一気読み。途中、整骨院に行く時間になって読むのを中断しないといけなくなったんだけど、行く途中の信号待ちでもつい読んでしまうくらい物語に引き込まれた。なんでミステリー文学賞を受賞したんだ?と不思議に思いながら読んだけど、終盤になり自分がまんまと仕掛けに引っ掛かっていたことに気がついてなるほどーと。 暴力描写はヒィィとなるものの、基本的に悪い奴がやっつけられていくから痛快だった。柳…!好き。 なんとなく食指が動かないと思う作品でも、読んでみたら自分とマッチする本もきっとたくさんあるんだろうなーと気付かされた。
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