
じょるじゅ。
@kameupaupa
2026年7月25日
新版 哲学の謎
野矢茂樹
読み終わった
@ 自宅
哲学のテーマとしてよく登場する、意識と実在、独我論、過去と未来、帰納、言語哲学、決定論などについて、2人の登場人物が対話形式で色々な角度から議論する、という内容です。
まるで自分もその会話に参加しているような気持ちで、「なるほど、確かに」とか「うーん…わかるような、わからないような…」と心の中で相槌を打ちながら読み進めさせていただきました。
野矢先生の著書は、自分も一緒に話を聞いているような気持ちになれる対話形式のものがあり、人に「これってどういうこと?」と聞かれた際に答える参考にもなっています。
こちらの著書でも出てきた問いたちは、はっきり答えの出ない問いだからこそ、人は長い間悩み、考え続けるのでしょう。
私自身は何かしらの正解を求めるというよりも、考えるのが楽しい、面白いという気持ちですが、1人で考えていても、「きっとこうに違いない」という先入見などに雁字搦めにされてしまうので、「それはおかしい」とか「じゃあこういう場合はどうなるの?」と反応してもらえるような、「だったらこういう見方もできるんじゃない?」と意見してもらえるような、対話の機会というのは大切なのだな、と感じました。
きっとその対話相手は、人でなくてもーーこうした何かの本でも良いのだと思います。