伊東 "沼で溺れてみたけれど" 2025年3月29日

伊東
伊東
@yarn3
2025年3月29日
沼で溺れてみたけれど
聞き書きだけどまとめ方がうまいのかあっという間に読めた。締めにインタビュアー個人に回帰するような一文が多くて(話を聞いている相手がインタビュアーの知り合いだというのもあると思うが)、広く自分ごととして読ませるにはどうなのかなと思いながら読み進めたら、最後の章がインタビュアー自身の話だったので、そもそもそういう本だったかと思い直した。 ママ活で傷ついた女性と、女性用風俗で担当といい関係を保ったまま終われた女性の対比が印象的だった。同じ金銭を解する関係でも、始まり方、なにより気持ちでこんなにも違うんだなぁ。やはり風俗や水商売はただの金を介した疑似恋愛ではないし、人間関係ってほんとに一筋縄ではいかないんだなと思った。
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