
ルリオ
@rulio
2026年7月26日
読み終わった
サスペンスとミステリーだが雰囲気を感じ取る感性があるとより楽しめるだろう。
表題作と「優子」の二篇収録。表題作は九歳の少女である弥生が殺害した五月という少女の死体を隠すため、兄の健との数日が描かれる。
「優子」は、鳥越家に住み込みで家政婦として働く清音は鳥越家の主人である雅義の妻を見たことがない状況が続くが、という話だ。
私は表題作については展開のくどさを感じ、あまりのめり込むような読書はできなかった。緊張を頻回にかつ、夏の雰囲気を味わいたい場合は好意的に感じられる作品なのかもしれない。語り手の設定はきっと珍しいものである。
個人的には「優子」の方が楽しめた。しかしあまりハードルを上げたくはない。
個人的には乙一先生の作品ならGOTHや失はれる物語の方をおすすめしたい。









