
栗かのこ
@peace-0530
2026年7月26日
天皇への敗北
國分功一郎
読み終わった
安倍政権支持者の天皇への反発、リベラル派の天皇への親和性。〝押しつけ憲法〟だから改憲しなければいけないという論理へのもやもや。天皇に対して抱いている自分自身の複雑な感覚。そういう様々なものがみな繋がっているのだと理解できた。
天皇という無謬の存在を戴くことで主体性や責任から逃れる一方で、天皇を、基本的人権や個人の幸福追求権の枠外に置き、籠の中の鳥のように扱ってきたこと。その、誰もが薄々気づきながら正面から指摘してこなかった問題を、哲学者である筆者が提起したことの重さ。
