Satomi "新! 店長がバカすぎて" 2024年6月5日

Satomi
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@satomiww
2024年6月5日
新! 店長がバカすぎて
読書家の伯父から「店長がバカすぎて」シリーズ二冊を同時にいただいた。 本を愛する書店員の鬱憤を追体験するように日常の出来事を描写しているかと思いきや、彼女の周囲に浮上する謎、伏線を経ての表題の回収までがあまりに完璧で痛快。 一話で完結する短編集のようかと思いきや、すべての物語に共通するミステリ的要素があって、その中でも最大の謎が「この店長は何者なのか?」である。けれどこの物語のテーマは最初から最後まで本と書店員(書店業界全体)に対する惜しみない愛情と、主人公の頭に何度も過る「なぜこんな苦しい思いをしてこの業界にいるのだろう」と仕事を頑張るすべての人に共通した形而上的な疑問だと思う。 わたし自身も自分の仕事と業界が大好きだからこそ悩むことが多々あって、主人公の抱く仕事に対する想いに何度も首を縦に振ってしまった(心の中で)。 恋愛要素もあるのだけれど、唯一主人公の選択に納得できなかった場面でもあった。バカすぎて。 本を愛するすべての人に読んでいただきたい。本がもっと好きになった! 第三弾も発売していると知り、近いうちに書店へ行くことを決意。
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