
本箱
@POPUP7days
2026年7月26日
どうせ死ぬのになぜ生きるのか
名越康文
買った
読み終わった
お名前を知っている先生だったことと、仏教由来の言葉にふんわり興味があって手に取った一冊
●印象に残った文章
『「愛」を知らない日本人は「慈悲」に生きればいい』
『「人には計り知れない可能性がある」と信じることが「敬意」』
●感想
仏教の触りに触れたり、考えをまとめたりするきっかけにいい本だった。
仏教では、心(感情)=自分ではなくて、各人に仏性というのが備わっていて、そちらが本来の自分らしい。
厳密にはたぶん違うんだろうけど、心が人間性、仏が善性として解釈すると、ちょっと考え方をまとめやすい気がした。
よく聞く「本当の自分でいい、心のままでいいのだ」というフレーズが、免罪符にされてるのを見かけるのと自分でもなんだか身勝手な気がして素直になれないのだけど、仏性の方にフォーカスするなら未熟さも含めて修行中の身として飲み込める。
因縁という言葉も仏教用語で、因が自分由来のもの、縁が自分の外側が原因のもの、合わせて因縁で癖や習慣に対しても使うそう。
仏教の怒りとは、カッとなる怒りだけでなく不安や妬みも含むのだとか。
へえ、と思うことが多く興味深かった。仏教について詳しく書いてあるわけではないから、学びたければもっときちんと仏教を調べたほうがいいんだろうけど、ちょっと自分でこの感覚を捏ねてからにしよう