
村雨菊
@carameltomato
2026年7月27日
読み終わった
色んな人の感想に「余白」という言葉がでてくるように、全てが言葉で表現されてはいない、ふわふわとした読み心地。
携帯や液晶テレビなどの文明の機器や砂時計、手巻き時計、古い映画などがモチーフとしてでてくるように「時間の流れ」がテーマになっている。
そして登場人物たちは皆、家族を喪失していて、そういった喪失感を人々はどのように処理していくのかということもテーマになっていると思う。
知らんぷりして寄り道したり、他者と共有した様々な体験が混ざり合い、溶け合い、名前のないスープになる。
最後のシーンはかなりロマンチックで素敵。



