
TORICO
@readingtorico
2026年7月27日
街とその不確かな壁
村上春樹
買った
読み終わった
また読みたい
何冊かのベスト本のひとつとなりました。
どちらの世界の僕がどちらなのか、反対に考えたりしながら読み進む。ぼんやりとした夢のような、でも読んでいる私にとっては、鮮烈な、「想像力という養分で育つ街」というパラレルワールド。
精神的な繋がりが、物理的に肉体かそばにあることに比べてとても強い、ということが救いで希望だな、と、その2つのつながりにぎゅっとなる。
でも、ああ、終わってしまった。考えられる一番すとんとする形だったので。これから夏帆に入って、その後遡って読もうと思います。
読むのにものすごく時間がかかってしまったけれど、こういう読み方をすべき作品だったのだと思います。
ページ毎に立ち止まったり、何度も眠ったりして。でも先が気になって、併読本もなにもかも読めず、ひたひたとその世界に浸かりながら、ずっといろいろなことを感じていました。
若い私が「無理かも…」と思っていた村上春樹作品。それがこうしてこのようになるとは。
月が満ちて欠けるみたいに、何もかもはとどまらないと、強く思う。
一番すごいと思うのは添田さん。誠実で実直で信頼に値する人。


