
和月
@wanotsuki
2026年7月26日
溶けていく氷にとってぼくらは永遠
最果タヒ
読み終わった
タイトルに心惹かれて手に取った一冊。
短歌は時々読むけれど、現代の詩集はあまり触れる機会が無かったので、新鮮な気持ちで読んだ。
全編通して、「あなたとわたし」「ぼくときみ」の間に流れる感情、対人によって湧き出てくる心の機微に焦点をあてて、言葉が綴られている。
同じ気持ちだ、と思える言葉もあれば、よくわからない、と感じる言葉もあった。
それは、他者に向ける感情や愛について私がそこまで深く考えてこなかったからかもしれない。
だけど、これはどういう意味なんだろうと一つの詩に出会って思考するのはとても心地が良くて、詩集を読んでいる間ずっと、自分が抱く心を見つめ直す時間が出来た。とても素敵な読書時間になった。
「天使について」「チャームポイント傷」「恋する塩分」「大晦日の詩」が特に好き。
誰かを大切に想う最中のわたしよりも、誰かを想う一歩手前の心や、大切とは違う感情も混じり合う心情に興味があるのかもしれない。
最果タヒさんの言葉選びがとても好きなので、他の詩集も読んでみたい。エッセイも読みたい!




