つう "灯台からの響き" 2026年7月27日

つう
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@mot2tom
2026年7月27日
灯台からの響き
宮本輝作品は蛍川と錦繍しか読んだことがなく、これも昭和後期の話だろうと思い読み始めた。 スマートフォンという言葉が出てきて驚いた。 調べると2020年に書かれた作品で、当時宮本氏は73歳か。 初老の主人公や同級生たちが生き生きと描かれており、円熟の為せる業だなと感じる。 多すぎるおじさんの独り言で物語が進む。人生のちょっとしたことにふむふむと言って自分の意見を添える辺りがまさに初老のそれ。孤独のグルメを彷彿とさせる。 大事なシーンは流石で、素朴ながら読者の想像力を掻き立てる描写で泣かせる。 蛍川を読んだ時にも思ったが、宮本氏はなぜこんなにも、「子どもの頃の普段は思い出さない部分」を描くのが上手いのだろうか。 彼らに片足を突っ込んだ私は、訳も分からず笑い泣いてしまうですよ。
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