灯台からの響き
19件の記録
つう@mot2tom2026年7月27日読み終わった宮本輝作品は蛍川と錦繍しか読んだことがなく、これも昭和後期の話だろうと思い読み始めた。 スマートフォンという言葉が出てきて驚いた。 調べると2020年に書かれた作品で、当時宮本氏は73歳か。 初老の主人公や同級生たちが生き生きと描かれており、円熟の為せる業だなと感じる。 おじさんの多すぎる独り言で物語が進む。人生のちょっとしたことにふむふむと言って自分の意見を添える辺りがまさに初老のそれ。孤独のグルメを彷彿とさせる。 大事なシーンは流石で、素朴ながら読者の想像力を掻き立てる描写で泣かせる。 蛍川を読んだ時にも思ったが、宮本氏はなぜこんなにも、「子どもの頃の普段は思い出さない部分」を描くのが上手いのだろうか。 彼らに片足を突っ込んだ私は、訳も分からず笑い泣いてしまうですよ。
ray@yom-yom2026年6月7日読み終わった慈愛に満ちた登場人物ばかりで優しい物語だった。主人公の康平とともに人生への向き合い方を考えさせられる。 人生には多くの他者の無償の愛情や苦労や運命が関わっていること、人生にはささやかな幸福で満ちていること。それに気づけるかどうか。 素敵な小説だったけど、ただ私の辛抱が足りなくて途中長らく離脱してしまったことは反省。
よーり@yo-rimk2026年5月13日読み終わった旅に出たくなる康平の妻、蘭子が一冊の本に挟んだ葉書から始まる物語。 人生の歩み方、人、家族との繋がりの大切さを教えてくれるそんな一冊 いつか灯台巡りもしてみたいなぁ
汐見@siomi2509272026年4月21日読み終わったとても良かった。市井の人々の物語に弱い。 主人公と商店街の人々の、気の置けない会話にクスっと笑う。読んでいて幸せを感じる。 初老の主人公の、娘・息子たち、商店街の昔馴染みたちや縁あって知り合った若夫婦との関わり方が眩しい。こんな風に会話ができるのは見ていて気持ちが良い。 亡くなった妻や父への思いなど、主人公自身はもちろんその周囲の人々の人生がしみじみと伝わってくる。 芯を持ち生きること。一瞬の中も永遠があるということ。



ふみ@fumimi2026年2月23日読み終わったーーどうしても投函しなければならない手紙は、どんなに大小不揃いな金釘文字であっても自分で書きたかった。 夫から借りて、旅のお供に。 おじさんの独り言が多いのが若干気にはなるものの、下町の人情や風景の描写が丁寧でよかった。 本を読もう。






