
さぼやま
@ymkwt
2026年7月27日
死んだら無になる
西村亨
中盤96ページあたりでようやくこの本がギャグなんだと気がついた。前半から少し臭うところはあったものの、クソ真面目に読んでいた自分が恥ずかしくなった。
後半の瞑想や座禅道場などはほとんどドキュメンタリーだろうか。リアリティがあって、その崇高さと経営の生々しさのギャップが面白い。
悟りとサウナの「整う」の関連はなるほどと思った。たしかに快楽ホルモンが出て幸せな状態なら心は穏やかで争う気にもならない。悟りというのは環境によらないホルモンコントロールなのかなと。それならその難しさも分かる。自分も挑戦してみたらおもしろそうだけど、悟りを開いてもそれ自体は1円にもならなそうなのでまたの機会にしたい。
最後の締めの意味するところは複雑だった。独身四十代の生き方の参考を求めて読んでみたけどわかりやすい答えはなかった。とにかく人となるべく深くかかわっていかないと変になっていくことは確か。