
本屋lighthouse
@books-lighthouse
2025年3月29日

失われた時を求めて(3)
マルセル・プルースト,
吉川一義
読んでる
まだ読んでる
「私」は舞台俳優の演技に対して一丁前の持論をぶるほど楽しみにしていたにもかかわらず、行っちゃだめと両親に言われていたのが行ってよいとなった途端になんか行かないほうがいいのではないか、風邪でもひいてジルベルトに会えなくなったら嫌だし、とか言い始め、しかし結局超たのしみ〜となる。にもかかわらず当日の心持ちについて「フランソワーズが偉大な創造者につきものの熱烈な確信をいだいていたのにたいして、私を待ち受けていたのは研究者につきものの過酷な不安であった」(p.52)などと言っている。かわいいやつめ。




