
のし
@readsnoshi
2026年7月28日
無人島のふたり
山本文緒
読み終わった
残り少ない命の中であっても夫を気遣い、言えなかった言葉が日記には書いてあって、二人で積み重ねた時間と信頼を感じた。死に近い者の自虐ほど悲しいものは無い。
緩和ケアに移ると決断するのもとてもしんどいものだろうな。
夫が酒を飲みすぎてグラタンをひっくり返してしまうところがなんとも辛かった。
残される夫の方の気持ちも計り知れない辛さがあったのが容易に想像できて悲しくなった。
表紙にもなっている無人島に訪ねてくる本島の鳥という表現が素敵だった。



