🧠 "夢十夜 他二篇" 2025年3月29日

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@sousoukun
2025年3月29日
夢十夜 他二篇
元々、坂本龍一とダムタイプの高谷史郎のtimeを見に行って、夢十夜と邯鄲の枕(盧生)読まなきゃなぁ…とぼんやり思っていたまま放置。盧生の方は神保町へ行って本をパラパラしてみたものの、ちょっとまだ難しい…と断念。それからしばらく経って、手塚治虫の火の鳥展へ、自分が1番好きな鳳凰編の解説に福岡伸一がtimeを挙げていて、夢十夜やっぱり読まなきゃな…と思い出す。 ここまで重なると読まざるを得なかった訳だけど、読んでよかったぁ。夢十夜以外にも永日小品(短編集)も載っていてこちらも面白かった。シャーロックホームズが好きで、夏目漱石が同時代のロンドンで神経衰弱になっていたのは知っていたけど、この時の生活が短編であったことは忘れていた。日本にいる時の生き生きした感じと、ロンドン人達に辟易している様子が対比的。この頃のロンドンに対する憧れが強いせいでロンドン編だけ妙に解像度が高かった。いつでも読み返せるように手元におきたい一冊。
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