
yuma32
@yuma32
2026年7月28日
殺し屋の出世術
野宮有
読み終わった
個人的には前作よりも面白さが跳ね上がっているように感じた。
今回のメインテーマは、タイトル通り「出世」。
しかし、営業スキルで数々の記録を打ち立ててきた主人公にとってはそれほど望んでいるものでもない。というこの設定がリアルである。
自分のしたいことをしよう、自分らしさを大切にが重要視される現代においては、他者の評価が絡む「出世」というのはある意味、望まれない、望むべきではないこととして捉えられかねないのではないかと本書を通して感じた。
しかし、それらを理由に自分自身の弱点を直視しないことは別件であると本書は訴えていたように感じる。
自分自身の成長という社会人だけでなく、人間としての根本的な欲求を満たすために、自分自身の弱点をポジティブに受け入れていくスタンスは、現代社会では非常に重要なマインドの1つではないだろうか。



