Gurinyat "向日葵の咲かない夏(新潮文庫..." 2026年7月28日

Gurinyat
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@gurinyat_0110
2026年7月28日
向日葵の咲かない夏(新潮文庫)
1学期の終業式の日、ミチオはS君が首を吊って死んでいるのを発見する。 S君が死んで一週間経った後、S君は蜘蛛として生き返っていた。S君は 「自分は自殺じゃない。ある理由から岩村先生に殺されたんだ」 と訴えかける。そこから、ミチオのS君と妹ミカを連れた一夏の冒険が始まる。 とにかく驚愕の結末だった。 S君の死亡をめぐって、真相が二転三転するのでやや疲れる笑 それにしても、ほぼ自力で全ての真相を暴いたミチオの推理力には思わず舌を巻くほどだ笑 読んでいる途中でミカのことはおそらく人形だろうなと思っていたけど、まさかミチオにとってのミカと母にとってのミカが違うとは思わなんだ… ミカが実在ではないのは化粧が30秒もせずに落ちた描写や、耳を塞いでいるのに声が聞こえるみたいな描写から、察せられた。(そのあとの描写はもっと露骨だけど) 一番驚いたのはトコお婆さんが猫だったのと、スミダももう花になっていたことだった笑笑笑 自分の見ている現実が、跡形もなく崩れ落ちていく感じがとても良かった。 物語の結末の展開は思わず目を疑った。 夏にぴったりで、脳に「物語」を焼き付けたい方はぜひ。
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