
りなっこ
@rinakko
2026年7月29日
鈍色幻視行 下
恩田陸
読み終わった
頗る面白かった。久しぶしに読んだ恩田作品、心ゆくまで堪能して満足だ。
過去に幾度か映像化されかけたが、その度に死者が出るような事態が起きて頓挫してきたことから、呪われた小説とされてしまった『夜果つるところ』をめぐり、関係者たちが集う豪華客船の旅。主人公である小説家の梢は、彼らの話を聴いてこのテーマで本を書きたいと思っていた。
そも呪いとは何ぞや、真実とは…という問い、インタビュイー其々の話の深みと凄みに引き込まれた。女優の桂子が評した言葉にとても魅かれたので、『夜果つるところ』を読むのも楽しみだ。
(恩田さんの作品も、結構映像化されてるよね。小説が映像化されることへの作者の心情に触れている箇所を読んで、なるほど…と。)



