Kioku "神の蝶、舞う果て" 2026年7月29日

Kioku
Kioku
@noir14
2026年7月29日
神の蝶、舞う果て
神の蝶、舞う果て
上橋菜穂子,
白浜鴎
読み終えて「香君」に似てるかな、と、思ってあとがきを読んだら2000年頃の連載を書籍にしたとあって驚いた。この物語があっての「香君」だったのだ。  神の蝶を守るため、邪悪とされる存在の蝶の影を捕らえるカタゼリムに選ばれたジュードとルクラン。しかし、ルクランは蝶の影が現れる際に出現する鬼火に反応し、捕らえることができない。孤児であるルクランは自分が何者なのか、悪しき存在なのではと悩む。ペアであるジュードはルクランを救いたいと思いつつ、真実を恐れルクランを傷つけてしまう。  自然界の中には数多の生き物がいるというのに、自然現象の善悪なんて人間に都合が良いか悪いかで決めているだけだよね、という物語に込められた思いは、ここから香君に繋がっていったのだな。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved