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Kioku
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@noir14
学校図書館勤め司書の覚書
  • 2026年10月9日
    ファイア・ドーム(上)
     悪いことだと認識して他者を傷つけるよりも、自分の行いは正当なものだと正義を振りかざし他者を傷つける方が余程の悪だと思っているのだが、この物語ではその悪がぎゅうぎゅうに詰まっている。あぁ著者はこの気持ち悪さを描かせたら天下一品だったな、と読みながら思い出した。  過去の誘拐殺人事件と現在の誘拐事件が絡み合うことでサスペンスと推理の要素もあり、「この厚みで上下巻…」と手に取った時に躊躇したが、読み始めたら止まらなくなる。読み終えたのに下巻はまだ手元にない。これから読む方には上下巻揃えてから読むことをお勧めする。
  • 2026年9月22日
    ランチのアッコちゃん
    シリーズの読む順番が前後しまったけど、こちらも面白く読めた。 お弁当と外食ランチを1週間取り替えっこ、なんて実際にはないだろう話だけど、アッコさんがすぐ近くにいる人物のように感じられるのは、アッコさんの人情味ある言動なんだろうな。
  • 2026年9月21日
    夜を統べる王と六つの輝晶3
     レーエンデから本の姫にハマり、この作品。過去の作品に遡るように読んできたがこの作品が一番好きだ。  民衆を信仰という名の恐怖で縛り付け、一部の有力者が私腹を肥やす世界が舞台。神として神聖視される王を取り巻く6人が主人公。6つの話に分かれているが、同じ時代を生きた6人がそれぞれの視点で一つの出来事を語るため、読み進める程にその出来事の理解が深まる仕組み。そして最後の2章で王の2人の子、アライスとツェドカが語り伏線回収となる。物語の冒頭に出てくる夢売りと夜の王とは誰なのかも最後で分かる。  細かな世界観の設定のため読者を最後まで飽きさせない。
  • 2026年9月21日
    夜を統べる王と六つの輝晶2
  • 2026年9月13日
    ラーゲリより愛を込めて
    ラーゲリより愛を込めて
  • 2026年9月10日
    ランチのアッコちゃん
  • 2026年9月3日
    夜を統べる王と六つの輝晶1
  • 2026年8月26日
    3時のアッコちゃん
     シリーズ途中からの読み始めではあるが、章ごとに主人公が異なるので違和感なく読むことができた。  生きにくさを感じながらも日々をやり過ごしている女性達にスムージー屋のアッコさんが強引に介入していく物語。読んで元気になるというキャッチコピーがピッタリ。
  • 2026年8月10日
    探偵小石は恋しない
    推理やサスペンスと言うよりは伏線回収物語が一番しっくりくる。ラストでパズルのピースが埋まっていくような爽快感がある。  ただ、そこまで読み進めるまでに時間がかかってしまった。もう少し中盤もテンポ良く展開すると良いのだが。
  • 2026年7月29日
    神の蝶、舞う果て
    神の蝶、舞う果て
    読み終えて「香君」に似てるかな、と、思ってあとがきを読んだら2000年頃の連載を書籍にしたとあって驚いた。この物語があっての「香君」だったのだ。  神の蝶を守るため、邪悪とされる存在の蝶の影を捕らえるカタゼリムに選ばれたジュードとルクラン。しかし、ルクランは蝶の影が現れる際に出現する鬼火に反応し、捕らえることができない。孤児であるルクランは自分が何者なのか、悪しき存在なのではと悩む。ペアであるジュードはルクランを救いたいと思いつつ、真実を恐れルクランを傷つけてしまう。  自然界の中には数多の生き物がいるというのに、自然現象の善悪なんて人間に都合が良いか悪いかで決めているだけだよね、という物語に込められた思いは、ここから香君に繋がっていったのだな。
  • 2026年7月25日
    30の短編小説
    30の短編小説
    30人の作家による30をテーマにした短編集。とにかく豪華な作家陣。浅井リョウ、伊坂幸太郎、一穂ミチ、西加奈子、町田その子、三浦しをん、宮島未奈とよく読む作家がぎゅっと詰まっていて、とても楽しみに読み始めた…が。  私は短編を立て続けに読むのが苦手でなかやか進まない。物語の世界が目まぐるしく変わることについていけないのだ。児童書界隈では5分後シリーズから短編、さらに短い54字など人気だが。5.6作品は飛ばしてしまった。  西加奈子、町田その子の作品が好きだった。
  • 2026年7月21日
    殺し屋の営業術
  • 2026年7月17日
    ハヤディール戀記(下)
    ファンタジーではあるが、謎解きの要素もあるため一気に読み終えてしまった。誰がどんな目的でエスタを誘拐したのかは、最後の最後まで分からず面白かった。  唯一思うことがあったのは、上巻で先に未来を垣間見せてから過去に戻るため、途中何度も年号や登場人物の確認が必要であったということ。表紙裏には地図より(ストーリーに地理的要因はほぼ無関係)年表や相関図が欲しかった…!
  • 2026年7月15日
    ハヤディール戀記(上)
    町田その子さんのファンタジー!と飛びついて読んだ。ハヤディールの巫女であるエスタは、伝説の建国王に遣える神巫女に抜擢される。しかし、神巫女となる儀式の日に姿を消す。互いに思い合っていた騎士団長ルレファンがエスタを捜索することで、物語が進んでいく。  章により時代が前後するため、ある程度読み進めていかないと話が見えてこないのだが、次なる事件や新たなる事実が明かされ、どんどん引き込まれてしまった。
  • 2026年7月11日
    本屋さんのある街で
    本屋さんのある街で
  • 2026年6月14日
    青天
    青天
    アメフトのルールや用語を全く知らないで読んだので物語に入り込むまで時間がかかったように思うが、読み進めるとどんどん引き込まれ、あっという間に読了。  アメフトは好きだがチームは強くはない。このため学生生活半ばで引退となるが、勉強にも興味が以てず、所謂不良グループと行動するようなる。そんな様子を見た後輩からチームに戻らないかと打診を受け、再びアメフトと向き合うことになる。  主人公を脳内で若林氏に置き換えて読んでしまったぐらい、彼にしか書けない物語だなと感じた。他の題材で物語を描くとどうなるのかが気になるところではある。
  • 2026年6月8日
    ポジション!
    ポジション!
    第72回青少年読書感想文コンクールの高学年課題図書。  文章量が多いので課題図書として読むには躊躇してしまう子も多いかもしれないが、ミニバスを通じた友情、思春期の親との関係など誰もが共感しやすい物語のため感想文は書きやすそうだ。  気が優しいが運動はイマイチの芽吹が、人数合わせで誘われたミニバスを始めることで物語が始まる。ミニバスメンバーの2人にバトンタッチする形で章がかわり、成長を遂げた芽吹が物語を締めくくる。表紙のイラストにもあるが車椅子バスケが関わるだけでなく、姉の不登校や両親の離婚といった繊細な家庭内での問題もこども目線で丁寧に描かれている。著者の「青いスタートライン」は高学年女子に根強い人気がある作品なのだが、未読のためそちらも読んでみたい。
  • 2026年6月5日
    クロエとオオエ
    久しぶりの有川作品。厚みがあるけど、そうそうこのテンポと思い出しながらサクサク読めてしまった。 宝石商の息子オオエと彫金職人の娘クロエ。今まで女性に困ったことはないオオエがクロエのツンデレに右往左往しながら話が進む。クロエの作るアクセサリーを想像しながら読み進めると、章の終わりに挿絵とQRコードがありインスタで実物?を見ることができるのも面白い。
  • 2026年5月23日
    少女は卒業しない
    廃校が決まった高校の最後の卒業式は3月25日。卒業式を迎える3年生7人の物語が7話収録されている。桐島…で文体に読みにくさを感じたので似たような装丁のこの本を読むのに抵抗もあったが、こちらは違和感なく読み進めることができた。読んでいたら、子どもに国語の問題集にこの話が載ってるよと言われびっくりした。
  • 2026年5月18日
    祝祭と予感 (幻冬舎文庫)
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