
枇々木
@na7hibiki
2026年7月26日
歌集 滑走路
萩原慎一郎
読み終わった
歌集
短歌
俵万智の『生きる言葉』で知った歌集。
私が萩原慎一郎を知った時、彼はすでにこの世にはいなかった。この歌集は「それでも言葉は残る」という力強い証明だ。
辛い記憶、不本意な立場、そこから見える景色、そこからしか見えない景色、どれも等身大の青年の形をふちどる歌だ。歌の一つひとつが光を宿していて、まるで日暮れの中飛び立つべき方角を指し示す滑走路灯のように思えた。
どうか1人でも多くの人に出会って欲しいと思えてやまない一冊だ。
