じょるじゅ。 "なぜ人は締め切りを守れないの..." 2026年7月29日

なぜ人は締め切りを守れないのか
難波先生の著書を全部読みたい!ということで、今回はこちらを拝読いたしました。 締め切りの考え方として「プロジェクト」という概念を導入されたことに驚くとともに、納得しかありませんでした。生産性や労働力について議論されることはありましたが、自分たちの時間についても無視され、奪われているという考えはあまりなかったと思います。 私も例として出てきたシステム構築の仕事をして身体を壊したので、プロジェクト的時間の苦しみは非常にわかります。難波先生もご指摘されていた通り、プロジェクトは必ず遅れます。上の人はスケジュール厳守かつ品質担保を強く要求してきますが(それがお仕事なので)、スケジュール自体は各担当に詳細なヒアリングなどせずにお客さんの要望に合わせて無理に引くので……まぁ、クライアント側が要望するスケジュールに無理があることもあるのですが、コンサルの口添えもあったりするのでクライアントの都合だけじゃないことも少なくないというかゴニョゴニョ…… 資本主義は、搾取する側が搾取される側を生産力として数値化するので、個人が生きる時間は無視されてしまいがちです。元々達成できない締め切りを守るために、たくさんの人たちが苦しんでいるわけですから、それが健全な世界とは思えないですよね。 難波先生のおっしゃる通り、ちょっと前まで現代でいうところの締め切りは存在していなくても世界は回っていたわけですから、たとえ今はまだ理想論のように聞こえるとしても、私たちが生きる時間を再設計することもできるかも知れません。 少なくとも、自分の生活を見直してプロジェクト的な締め切りと向き合う必要があるなと改めて感じました。
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