
もぐもぐ羊
@sleep_sheep
2026年7月30日
黄金の少年、エメラルドの少女
イーユン・リー,
篠森ゆりこ
読み終わった
表題作『黄金の少年、エメラルドの少女』を読んだ。
すごく好きな物語で最後のページで泣きそうになってしまった。
英題は『Golden boy, Emerald girl』なのだが中国語で「金童玉女=お似合いのカップル」という表現があるそうで、それを英語にしたタイトルを邦訳する際に『黄金の少年、エメラルドの少女』としたらしい。
他の言語ではどのように訳されたのか興味ある。
高齢の女性教授とその中年の息子と教授の教え子の中年の女、三人の物語で息子と教え子が結婚したらいいと教授は思っているが本人たちはその気がなく、「お似合いのカップル」という意味のタイトルを付けた意味とは?と考えながらそれぞれの一人称語りを読んでいくうちに、何という愛のある結末だろう!イーユン・リー!大好き!と思って本を閉じた。
訳者あとがきの篠森ゆりこさんの解説が的確なのでどの短編も楽しむことができ、読み終わるのが本当にさみしい。
文庫版には松田青子さんの解説も収録されているので、読了後に読むとちょっとした読書会気分になれるのも良い。
文庫版に解説が付く文化っていいよね!









