かわうそまん "新装版 デルフィニア戦記" 2026年7月30日

新装版 デルフィニア戦記
フェルナン伯爵の救出劇からマレバ攻防戦、そして勝利の直後に仕掛けられたベールゼン侯爵の奸計まで、息つく暇もない展開に強く引き込まれた。中でもフォルナン伯爵の死は胸に迫り、痛ましさを感じずにはいられない。それでも最期にウォルと心を通わせた場面には、血縁を超えた深い絆が確かに存在していたことが示され、静かな感動が残った。戦記としての迫力だけでなく、ウォルや彼を支える人々の心情が丁寧に描かれており、物語の厚みが巻を追うごとに増している。この先、彼らがどんな道を選ぶのか、次巻への期待が自然と高まった。
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