
ルリオ
@rulio
2026年7月31日

読み終わった
一カ月後に隕石が衝突し人類のほとんどが滅ぶと報道され、日本は世紀末の状態となる。いじめを受けている友樹は想い人の藤森の東京遠征に、彼女を守るため陰ながら付いていく。章毎に主人公が切り替わりながら物語が進んでいく。
「けれどそれは善悪ではなく、自分が許せるか許せないか、自分の気持ちや正義に添うか添わないかだけの判断で公正とはほど遠い」(210ページより引用)
状況が世紀末のため犯罪描写が多い。登場人物にさっぱりした性格の人物が多いからか、物語はテンポよく進む。登場人物たちがそれぞれ生きることの意味を見つけていく様子が歯切れよく描かれている。友樹の母はツッコミが笑えるし、大切なものも一貫していて好感が持てた。








