
euy
@euy
2026年7月31日
島崎藤村短篇集
大木志門
読み始めた
「ある女の生涯」を読んだ。
なんの予備知識もなく読んだけど、完全にお姉さんの話だった。
「夜明け前」でいうところのお粂の話で、普通にお粂のスピンオフものとして読める。あのお粂がこんなふうにして生涯を終えるのか…。
父をモデルにした「夜明け前」の青山平蔵もそうだったけど、お姉さんのことを何とか理解しようとして小説にして書いてる感じがして、愛が感じられる。
お姉さん(おげん、あるいはお粂)は、夫がどうしようもない奴だったとはいえ、子どももいるし、島崎藤村みたいな真摯な弟もいるし、(夜明け前によると)両親にも大切にされて、平田篤胤の思想も勉強して、これはこれで一つの幸せな人生だったんじゃないかというようにも思われなくもない、かな。