
匙
@sajisann
2026年7月30日
その猫の名前は長い
イ・ジュへ,
大阿久佳乃,
牧野美加
かつて読んだ
作者がエリザベス・ビショップの詩の翻訳をしているというので興味を持って読んだ。
どれも面白かったけど他の人もあげてる「私たちが坡州に行くといつも天気が悪い」「その猫の名前は長い」の印象が強い。
坡州の話はコロナ禍の女友達の話で、読んでいて人ごとではない、という気分にすっかり掴まれてしまった。
猫の名前の話は長く苦しい隠された人生の温か さに泣いた。
現代が舞台で人間関係の機微や人の気持ち悪さ、苦さがふんだんな小説だけど、その距離感の趣味が良い人だと思った。



