その猫の名前は長い

31件の記録
- カササギ@Kasasagi_shobo2025年10月10日読んでる読書日記前から順に読む、 今日やること 誰もいない家 夏風邪 まで これは純文学だろうか。芥川賞作家たちのような文体を読んでいるときはいつも不思議な夢を見る。昨日から読み始めて明け方アラームで起きたとき久しぶりにはっきりとした夢を見ていたと思いながら起きた。 筋を追って楽しむようなstoryではなくて、寓意に引きずられて意識の深いところに触れてくるような。イメージか深いところで刺激されて知覚しているような感じ。潜在意識が刺激され続けているような、それはけして不快ではない。でも、わかった理解した、というような単純な快または解をもたらしてはくれない。私はきっとまた読みたくなる。でも、秋生まれの友人向きではないかもしれない…それを見込んで読み始めたのだが。
- カササギ@Kasasagi_shobo2025年10月7日読み始めた借りてきた作者のことば 訳者あとがき 解説 から、先に読む。はじめましての著者なので解説が詳しい本は良い本、ありがたし。ふむふむと読んでいたら、あらあら知らないことが多すぎて読みこなせるかあとなぜか心がざわざわ…謎の焦りが。奥付を見たら訳者さんは、ああヒュナム洞を訳した方ね、とちょっとホッとした。 とにもかくにも久しぶりの韓国小説楽しみませう。
- 舳野@henomohe2025年9月8日まだ読んでる「春のワルツ」いちばん温かい話かも。 「その猫」の時代ではひたすら隠すしかなかった同性愛者のリオンとミホはオープン。シングルマザーのソンナムと一緒にポムの母になり、彼の愛する人を会わせたい愛する人になった。孤独ではない。
- 舳野@henomohe2025年9月4日読んでる今日は邦題作。韓国のおじさんと若い娘である部下が日本にすむおそらく日本人と恋をする設定なのは驚いた。 父親が軍事政権時代に拷問を受けたということなので年代から考えると社長のそのおもいに未来は無いと諦めるのも無理はないな。 だから知って欲しかったのか。
- 舳野@henomohe2025年9月3日読んでる「わたしたちがパジュへ行くときはいつも天気が悪い」主婦が三人予定を合わすには天気まで気を遣えないという意味とわかったときはきつい。 周りからよき母妻であるようにと求められ、そして本当はそれだけの人間ではいたくない。 もしこの三人に共通するものがあるならそれだけだ。 そしてコロナがそれを壊していく。 今彼女たちはどうしているだろうと本当はこの世にいない女達のことが無性に気になる
- 舳野@henomohe2025年9月2日読んでる今日は家でほぼすごす男の話で、愛する妻との穏やかな空間に外で働く妻が夫のモラハラに悩む後輩に対する同情や怒りを持ち込みストレスをためていた話。 なんでフルチンで添い寝するのかわからん。起きなくてよかったよ。 怒りなら親愛ぽいキスしないと思うし、妻に話を聞く内に近い存在になったのか???
- DN/HP@DN_HP2025年9月2日かつて読んだ彼女たちが「わたしたち」を描くとき、わたしはそれをどう読むべきか、何が読み取れるのか。彼女たちの人生の物語に没入する、その立場から世界をみる。感情を共有する、した気になる。素晴らしい小説ならばそれは容易だけれど、様々な立場やシチュエーションで描かれる彼女たちの物語には、通底して流れているものがある。彼女たちに立ちはだかり襲いかかってくるもの。わたしはそちら側にいるのではないか、いるのだ、ということも意識せざる得ない。するべきだ。物語ること、あるいは読むことで「わたしたち」がそうしようとするように、わたしもわたしの立場から解説に書かれていたように「男性の主観性の客観化」をしていかなければならない、というようなことを思う。 それぞれの短篇で感じた物語ることの凄さ、共感や憤り、涙。いちばん好きだった一編「春のワルツ」、パートナーの三人の母親。彼女たちの語る家族になるまで、"春”になるまでの物語を読んで感じた踊り出したいような爽やかさや暖かかみ、少しの涙、素晴らしい小説を読んだという感動と喜びも大切にしたい。 素晴らしい小説を読んだ、わたしの読書においてはその時点で十分なのかもしれない。けれど、素晴らしい小説というのは、読書自体の感動意外にも読後に大切なもの、選択肢を残していくのだとも思う。それも同じように、大切に考えたり活かしたりしていきたい。
- 木村久佳@kuCCakimura2025年3月17日買った読み終わった韓国文学クィア・フェミニズム下記ZINEにて書評を書いています。 チェッコリ書評クラブの韓国文学ZINE『次に読みたいK-BOOK! 小説・エッセイ編』 https://saudadebooks.thebase.in/items/98468261