はな "常識のない喫茶店" 2026年7月31日

はな
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@hana-hitsuji05
2026年7月31日
常識のない喫茶店
ずっと読みたいと思っていた。 案の定、はちゃめちゃに痛快な本だった。 感情を使って労働するのは、本当に何か自分の大切なものを削る。 削ったものを相手に差し出しているんだろうか、捨てているんだろうか。 個人的に初っ端からタメ口や距離感の近いコミュニケーションを取ってくる人に警戒するのは、仕事で初対面の人から横柄な態度を取られ続けてきた経験からで、これは金原ひとみのYABUNONAKAでも感じたことなんだけど、あの時どうして私は笑って済ませたんだろう、どうして理不尽には拒否を、NOにはNOを言えなかったんだろうという憤りが、時々今でも瞬間解凍されて蘇る。 この本は接客業界の半沢直樹みたい。 良かったんだよ、倍返ししても。 相手を尊重しない人に丁寧にしてあげなくて良かったんだよ。でも会社のイメージや看板を背負ってると思っていた。 どうして不特定多数の、人生で一瞬すれ違うだけの名前も知らない奴からさえも良い人だと思われようと努力したのか。 「いつもの」を用意してて欲しい奴に媚びたくない。 最近はカフェやコンビニで無愛想な店員に遭遇すると、彼らも接客で嫌な思いをしたのかも、もう愛想笑いする必要ないって学んだのかも、もしそうならそれでいいって心から思う。 こういうカフェでゆっくり本を読みたい。 でも、顔や来店頻度がバレてあだ名がつく前に妖精みたいに去ってしまいそう。 実際の距離感より、何かを隔ててそれが防波堤みたいになると、少しホッとするのかも。
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