ゆるふ "ねじまき鳥クロニクル 第2部" 2026年7月15日

ゆるふ
@yuruF
2026年7月15日
ねじまき鳥クロニクル 第2部
第2部は、井戸の底にいる時間を始めとして、終わりのない狭い空間に閉じ込められているような閉塞感が続く。出口のなさが、痛さとして読み手に伝わってくるようだ。それでも主人公は、叔父を含む登場人物たちの言葉と本人の心の直感を頼りに、決して「それ」を手放さず、諦めない。笠原メイの言うとおり、主人公は何かと闘っている。それは、笠原メイや周囲からすると勝てる確率の低い負け戦には違いないのだが、主人公は挑むことをやめない。いや、やめられないし、やめてはならない。その姿に、私は勇気づけられる。
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