
Marua
@imasa_arumin
2025年3月30日

傷の声
齋藤塔子
2024年11月購入
@三省堂書店
中断していた。
重い本。著者の母親へのインタビューは、見ようによっては執拗だけど、同じように親にいろいろと聞いてみたい人はいるんじゃないかな、と思いつつ読んでいた。
兄との対話も読んでいてきつかった。同じ時期に同じ家庭に暮らしながら、一方はうまく逃げおせて、もう一方は親の「毒」を全身に取り込んでしまったような感じで、でも家族とは簡単に距離を置けないから辛い状況にずっと身を置くことになる。