傷の声

傷の声
傷の声
齋藤塔子
医学書院
2024年11月18日
52件の記録
  • まる
    まる
    @hon_yomuyo1212
    2025年5月20日
  • 牟田都子
    牟田都子
    @s_mogura
    2025年5月19日
  • 鳩尾あたりがずっしりと重たくなる。でも遠い存在だった他者にとっての世界の見え方が、ほんの少しだがわかったような気がする。
  • はりねずみ
    はりねずみ
    @kino_ppp
    2025年5月10日
  • リチ
    リチ
    @richi
    2025年5月2日
    この本のタイトルにある、「絡まった糸をほどこうとした人の物語」とあるけれど、本当に著者は頑張られたのだな、と思う。着実に真摯に糸を解こうとした記録だった。著者は亡くなられたとのことですが、真摯に生き、向き合った記録に、心が揺さぶられる。
  • 🪁
    🪁
    @empowered_tako
    2025年4月29日
    Ⅴ部まであるうちのⅠ部まで読んだ。自分がされて苦しかったはずの人権侵害行為(身体拘束)を、今度は医療従事者としてする側にまわっていたことの苦しさ。そんなの全然想像しきれない。心の爆発から気を逸らすために腕へ自傷した際の記録もある。言葉にしてくれてありがとうって思う。 返却日までに読み終えられる量じゃないので、適当に開いたⅤ部の途中から読み始めたら著者の兄と両親の話がでてきて、それが自分の実家の登場人物や状況と重なる。父に虐げられてきた兄の「厳しい父親の範疇」という認識。両親間が互いに依存して手段化しあうこと。地獄のような家庭の20年。うわー。やっぱり読んでおきたい……。
  • 43分
    43分
    @kakebuton
    2025年4月25日
  • 🪁
    🪁
    @empowered_tako
    2025年4月18日
    買おうか迷って先送りにしていた本、図書館の予約が回ってきて借りた。眠れないので冒頭だけ読む。 医療保護入院による拘束により人間として扱われない人権侵害。言葉で伝えることに伴う無力さ。これが当たり前のやり方なのはかなり恐ろしいし、なんなんだ……と思う。 同時に、自分の身近な人が仮に医療保護入院を経て退院してきたら、本文に挙げられているような言葉を投げかけてしまいそうとも思った。
  • K
    K
    @ssiss
    2025年4月12日
  • いろは
    いろは
    @iroha
    2025年4月10日
  • ゆき
    ゆき
    @yuki1024
    2025年4月9日
  • 最近、シリーズ ケアをひらくが凄い切り込んだテーマを取り入れていると感じていた時に知った本。表紙や帯を見た時点で、どういった内容か知ることが出来る。 この著者の方は、この本を書き終え、出版される前に亡くなられた。命をかけて書かれたこの本を、いつか読みたいと思う。
  • 朧月
    朧月
    @kinmokusei73
    2025年4月6日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年3月30日
  • 榎本大貴
    榎本大貴
    @enomoto
    2025年3月30日
  • Marua
    Marua
    @imasa_arumin
    2025年3月30日
    2024年11月購入 @三省堂書店 中断していた。 重い本。著者の母親へのインタビューは、見ようによっては執拗だけど、同じように親にいろいろと聞いてみたい人はいるんじゃないかな、と思いつつ読んでいた。 兄との対話も読んでいてきつかった。同じ時期に同じ家庭に暮らしながら、一方はうまく逃げおせて、もう一方は親の「毒」を全身に取り込んでしまったような感じで、でも家族とは簡単に距離を置けないから辛い状況にずっと身を置くことになる。
  • 最初に書かれている通り誰にもすすめられる本ではないけれど。人によっては何ものにも替え難い本。
  • いろは
    いろは
    @iroha
    2025年3月29日
    いつか私も、透き通った「愛してる」がわかる日が来ますように。 この一文が、祈りが、えも言われぬ気持ちにさせられた。読むと暗い気分になる本かと思ったけど、著者の自分と向き合う力に強さを感じ、色んな思いが湧いた。ただ、何となくだけど、前から順番には読めていない。それでも完読したいと思う。
  • いろは
    いろは
    @iroha
    2025年3月28日
  • せい
    せい
    @SEIMOTTE
    2025年3月25日
    3月21日購入
  • @waltz
    2025年3月20日
  • 加非
    加非
    @chioneko
    2025年3月19日
  • 水色
    水色
    @aotoshirode_
    2025年3月19日
  • tetote
    tetote
    @tetote18
    2025年3月15日
  • yu
    yu
    @meeea01
    2025年3月15日
    この本は、ただの好奇心で読めるものではない。傷つく覚悟を持って、深く向き合わなければならないと感じた。 自殺願望と、その根にある家族の記憶。 言葉にできる限りの痛みを、 絡まった糸のように解こうとするが、 心の傷は、決して単純に解明できるものではない。 p144「家族の中に流れていたのは「暴力」であったとは思うが、「これ」と言うはっきりしたものはないのだ。支配と服従、そして何とも言えない緊張した険悪な雰囲気が家族みんなを蝕んでいたのだった。」 ストレートで東大へ進み、看護師の資格を得て、他者からの承認や社会的承認をその手に掴んでも、埋まらない空白、心の奥に深く刻まれ修復できない傷を彼女はこう語る。 p70「でも、そうやってせっかくたくさんお湯を注いでもらっても、ひび割れた湯船では全部漏れてしまって何もたまらない。「生きていてもいいんだ」という生きる上での最低限の自信すら溜まっていない。」と言う。 幼き日に刻まれた傷は、 乾く前のインクのように滲み広がり、 時を経てもなお、人生の行間に影を落とす。 それでも彼女は、 精神科医や心理士、保健室の扉を叩き、心の傷を縫合し、言葉を処方され、居場所を得て湯船のひびに絆創膏をそっと貼り、生きるための浮き輪を少しずつ手にしていく。 p192「生きる苦しみを少しでも和らげてくれると、綱引きは本当に僅かに「生きたい」が勝って、そうして私は今原稿を書いている。」 p286「私は「生き延びた」どころか、そもそも十分に「生きて」こなかったのだ。権力のある大人たちの手で言葉を失わされた状態は、こころを殺されているに等しかった。 だからこそ、言葉を新しく生み出すことは、私の「生き直し」の運動であった。権力に抵抗して「物語を持つ1人の人」として立ちあがろうとする試みであった。そして、それを他者に読んでもらうことで、「私は1人の人間だ」と言うことを承認してもらいたかった。」 だが、綱引きは続く。 「生きたい」と「死にたい」の間で揺れながら。 時に、「死にたい」が勝ることもある。 そして彼女は、この本を書き終えた後、自ら命を絶った。 p288「私の書いたこの物語の生々しさを耐え難く思う人もいるかもしれない。そう。それでよいのだ。1人の人間の物語に触れ、その時々の生々しい皮膚の感覚や感情の機微を我が事のように感じ取り、あなたの心が震える瞬間がいっときでもあれば、もうあなたは駆動されているからだ、当事者たちに向かって。」 p290「1秒でも早い手当のために、この本を読んでくださった周囲の人たちが些細な異変や僅かなSOSに敏感になってくれたら。」 この社会は、傷を癒し、立ち止まる時間を許さない。 けれど―― せめてこの本が、 精神疾患に対するスティグマを、 ほんのわずかでも溶かすことを願う。
  • 喜多倉
    喜多倉
    @kitakura473
    2025年3月15日
  • yu
    yu
    @meeea01
    2025年3月14日
    Self harm(自分を傷つけること)がSelf care(自分をケアすること)になっている。 「見える傷」の背後には「見えない傷」がある。 p13「それによって自分の一部が死んでしまった人間として、今を生きている。拘束される前の自分には決して戻れない、何かが損なわれた状態で還ってきたことを、果たして「生き延びた」と簡単に言えるだろうか。」 「オーバードーズは胸をプレス機で潰されるかのようなひどい感情を意識ごと飛ばすのに役立ち、アームカットは切る痛みや流れる血の赤さと温かさによっていっときでも意識の向く方向を自分の感情から体の感覚へとそらすのに役立つ。これらがなければ私はとっくに死んでいた。それほど生きるのはきつかった。」 p18「私の話す言葉は日本語のはずなのに、誰にも届かない。どんな感情の発露も、医師には握り潰され、看護師にはいなされて宙に消えていく。どんな必死の願いも跳ね返るばかり。違う国にひとり放り込まれたかのように、誰とも共通の言葉を持たず通じ合うことはない。」 p22「私にとってはこころこそが住処であり、それを必死に保つために体を切るのであって、あらゆる手段を封じ込められた時のこころの死こそが死であった」 p23「「大変だったね」と慰める人には、大変という言葉の軽さに温度差を感じた。唯一、「拘束はどんな人に対してもやっちゃいけない」という大学の教員の言い訳のない言葉だけが、風穴を開けてくれた。」
  • sayu
    sayu
    @lumicy13
    2025年3月10日
  • ゆきんこ
    ゆきんこ
    @machi0818
    2025年3月10日
    信頼できる方からの紹介 覚悟
  • 星野概念さんの書評が、ものすごく良かった。私も読んで苦しくなりそうだけど、読みたい。 https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/116266
  • aida
    aida
    @9mor1
    2025年3月9日
    母親の振る舞いには程度の差はあれ心当たりがある部分があり、親が子供に与える影響について怖くなる。こんなにも人に傷をつけうること、何の覚悟もなかったなとも思う。 『self harmがself careになっている』ということ、頭ではわかるがそのような苦しみは知らない。知らなくても無いものとはもう思わないし、目の前の人にこんな背景があるかもしれないと折に触れて思うと思う。
  • ふじ
    ふじ
    @morihibari
    2025年3月8日
  • やま
    やま
    @ya_ma
    2025年3月8日
    別格の迫力、凄みがある本。ふつうの本、ではない。 帯にあるように、精神科医から見れば教科書としての役割を果たす内容であろうし、当事者からしたら読むのが相当ハードだろうと思う。 私のような素人は「どうしてそこまで家族に」と思ってしまうが、それ以上に、ここまで一生懸命に考え抜き、生き抜いた人がこんなにつらい気持ちを抱えていく理不尽さに困惑してしまう。 GADOROくんの「クズ」が出てくるところでびゃっと泣いてしまった。
  • bus
    bus
    @busco
    2025年3月7日
  • モトカ
    モトカ
    @motoca
    2025年3月6日
  • わかりやすい虐待ではない。でも精神的苦痛が続く家庭。 それでも、親とのいい思い出もないわけじゃないから、嫌いになりきれない。子どもの頃はかかわる大人の注目を集めたくて問題行動を起こした。社会の中で支えてくれる人はいたたが、大人になっても得られない安心感。 途中までは筆者の体験に感情移入しながら読んでいて、かなりつらかった。だが、個人的に母との対話で違和感。なぜ、筆者はここまで自分に酷いことをした母に寄り添っていられるのだろう。 兄との対話を読んで、印象が変わった。筆者自身、気づいていないかもしれないが、筆者は幼少期から母の肩を持つことに慣れすぎていて、そこから抜けられなさがあるのではないだろうか。兄目線から見ると見える母の弱さ、不器用すぎる父のほんの少しのピュアな愛。そして筆者の母との距離の近さ。 兄が出て来てからは、兄の目線で読んでしまった。読む人の立ち位置によって感想は変わるだろう。兄の目線はドライ過ぎるかもしれないけど、ドライで客観的な目線に立つことで自分を守れているのではないだろうか。
  • Mona
    Mona
    @mona_106
    2025年3月1日
  • youy
    @youy
    2025年2月19日
  • よあけ
    よあけ
    @mogumogu
    2025年1月25日
    ものすごく精神を揺り動かされた。 色々な意味で。 しばらく調子が悪く感じたほど。
  • kinomi
    kinomi
    @kinomi
    2025年1月14日
  • 小渓
    小渓
    @kobutin52
    2025年1月10日
  • Atsushi Ito
    @ukajun
    2024年12月15日
  • kuwachika
    kuwachika
    @skkrnngmer
    1900年1月1日
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved