
しんどうこころ
@and_gt_pf
2026年7月25日

リトルネロ
フェリックス・ガタリ,
宇野邦一,
松本潤一郎
読み終わった
賛否は分かれるであろう。が、わたしは大きな衝撃を受けた。
細切れにされた記憶の断片。脈絡がありそうでなさそうなそれらの連続は、意味がわかるかと言われれば、わからない。それほどまでに不明瞭に書かれている。しかし、だからこそ生まれる不思議なスピード感がある。
至極映像的。それでいて感情的。このテクストは過去を回想する時に似ている。非常識なほどに美を覚える。
ドゥルーズ=ガタリに興味を持ち、初めて手にした本だが、これのおかげで一気にフェリックス・ガタリの方に興味を持つことになった。
おそらく彼の残した著作の中では異質な本書。しかしながら最も彼らしいテクストなのであろうと思う。良いものに出会った。




