
ゴコ
@goko1810
2026年8月1日
山の上の家事学校
近藤史恵
読み終わった
生きるのに必要な家事。それを学ぶ主人公を通して日々の生活の小さな作業の楽しさを見せてくれた。主人公と別れた家族が楽しく暮らせる未来があるといいな。
『仕事で忙しかったことは事実だ。だが愛おしくて、きちんとケアが必要な自分の子供よりも、仕事の方が大切だと思っていたわけではない。…ぼく自身が、自分の人生を大事に思える気がするのだ。』
周りの人間を観察すると、仕事に対する向き合い方が皆違う。人生の目標とは「仕事で成功する事、一番優先すべき事」の様に働く人もいる。自分はその考えから少し距離を置いている。自分の幸福感を最大化する為のちょうどいい出力で仕事をしたいのだ。それはサボることではなく全てを捧げる働き方でもない。「明日やろうは馬鹿野郎」から「明日やれることは明日でもいいのでは」と考えを変えている。
『底つき:依存症患者が回復に向かうためには、自分が心から望んで治療に取り組むことが必要だ。…優しい身内などがいて、お金を援助してしまうと、結果的に底つき体験が遅れ、回復までの道のりが遠くなることがあるという。』
何かしら自分が変わる瞬間にはきっかけが存在していた。1人暮らしを始めた時。一人で仕事をした時。あれは底つき体験だったのだろう。そして誰かを優しく影でフォローすることは時として、成長を妨げてしまう可能性がある。
『毎日の生活の中にも、小さな楽しみを見出すことができる。たぶん、しれは車や旅行などよりも平等で誰にでも与えられる喜びだ。他人と自分を比べるのではなく、消費世界に巻き込まれるのでもなく、それ以外にも小さな喜びを見つけ出すこと。』
所謂、ドパガキになっている自分を自覚する。常に刺激を求めている。シャンプー中、ドライヤーで髪を乾かすタイミングでさえ、ノイキャンイヤホンで何を聞いている。寝る時にはスマホ片手に寝落ち。最近はスマホをリビングで充電して寝室には持ち込まない。少し朝が近い存在になった。



