
haku
@itllme
2026年8月2日

下北沢について (幻冬舎文庫)
吉本ばなな
読み終わった
やっとのことで本屋さんで見つけた1冊。
ある個人書店で店長さんが飾っていた本。
付箋がされていた一節を読んで、わたしはこの本を読みたいと思った。
けど、それは売り物ではなくて。なのでそれから1ヶ月、色んな本屋さんを回った。
そしてつい昨日、見つけたのだった。
"エッセイ"をわたしは初めて読み終えることができた。それも夢中で。
最近友人に東京だと下北沢が合うんじゃないと言われたことも少し嬉しかった。
吉本さんの記憶と街と人の切り取り方が丁寧であったかくて、言葉がわたしの記憶を蘇らせてくれた。
そしてわたしの大切なものと今と決意と未来を一緒に歩んでくれると言ってくれてる感覚になった。
エッセイに対して、わたしはあまりいい印象がない。それは本として読む程のものなのかという疑問と未知という不安だったのだと思う。
けれど、わたしはこの1冊のエッセイ本を大切に大切にしたいと思った。
何度でも読み返したいと思った。
吉本さんは最後に
"もちろんこれは、あなたの街のあなたのお話でもあります。" p.165
と綴っていた。
わたしはこの一文に頷かずにはいられなかった。下北沢に行ったこともないのにね。
わたしはこの1冊の幾つもの風景に、人に、風に見覚えがあった。
ほんとに吉本さんの描き方と切り取り方と言葉がわたしは好きだと思った。
今1番行きたい街は今わたしがいる街だ。




