
い。
@hon_i_read
2026年8月2日

ニーチェと哲学
ジル・ドゥルーズ
読み終わった
ドゥルーズによるニーチェの再解釈
冒頭1・2章では、ニーチェの用いる概念が整理され、ヘーゲル的な否定の否定に対して差異の哲学としてニーチェが位置づけられるなど、ドゥルーズ的なニーチェ解釈の土台が築かれていく
その後も、力と力への意志を中心概念として捉え、肯定と否定の意味、そして否定から生じるルサンチマンや疚しい良心の拒絶が語られる
さらに超人は定義し直され、ニーチェはニヒリズムを徹底することでそれを乗り越えた哲学者として解釈される
これはニーチェの解説というよりは、ドゥルーズによる再構築と言った方が良いのかもしれない
ニーチェの全仕事を前提とし、そこから一つの思想の運動として意味を抽出していく
これはドゥルーズによるニーチェの肯定で、読み進めるうちに、ニーチェの凄さを実感してくる
ドゥルーズを通して読むことで、今まで僕にはよく分からなかったニーチェが、ものすごく偉大な哲学者に見え始めた
つまりあらゆる問いを疑い、「何か」を「誰が」という問いへと転換し、ニーチェは、過去の哲学者たちが無意識に前提としていた価値判断そのものを問い直し、問いの立て方そのものを変え、
そして、その必然として神を殺した、すごい哲学者なのかも、と
改めてニーチェを読もうと思いました

