
jaguchi
@jaguchi87
2026年8月2日
高慢と偏見(上)
ジェーン・オースティン,
小尾芙佐
読み終わった
図書館で借りた
駆け引き、手練手管。知人の身分の低い親族たちを種にした談笑。視線や無言の微笑といったハイコンテクストなやり取り。ずいぶん高カロリーで胃もたれしそうな物語だなと思いながら読んでいた。
娘を裕福な男性と結婚させるために小細工を弄するミセス・ベネットが正直うざったいけれど、限嗣相続によってミスタ・ベネットの死後に路頭に迷う可能性すらある妻・娘たちの不安定な立場を思えば、必要な生き残り戦略なのだと思う。
そんな中、自分自身の意志と選択を持って進もうとする次女のエリザベスを当時の読者たちはどう受け止めていたのかなと気になった。
ミスタ・ベネットの皮肉の火力が高い。この人、何なんだろう。「高慢」を割り当てられたミスタ・ダーシーについての真実も判然としないまま、下巻へ。



